2014年02月26日

Pour toi

受講生のおひとりから教室に差し入れがありました。
ご本人いわく、「私でも読めるフランス語だったから...」
エッフェル塔型の箱には "Pour toi“と書いていてあり
ました。

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                      (2014年2月26日)

posted by yoko at 20:48| デクヴェルト広場

2014年02月22日

2014年新講座のお知らせ(更新版)

西宮市夙川のフランス語教室デクヴェルトでは、
下記の日程で2014年春の新講座を準備中です。

月曜日 17時以降  個人                   講師 Ludovic
火曜日  11時      初級              講師 Ludovic
火曜日 17時以降  初級および個人    講師  Patrick
水曜日 15時      初級                  講師 Jocelyn 
土曜日朝〜13時   初級及び個人       講師 Romain  
 

その他の日にちをご希望のかたや既存のクラスについて
知りたいかたは、お気軽にお問い合わせください。
電話:0798−38−5700
E-mail : info@decouverte.jp

                
                                     (2014年2月22日)
posted by yoko at 04:08| お知らせ

キツネの嫁入り

2月17日付ブログでキツネの嫁入りのことを書きましたが、
フランスでも同じような表現があり、「悪魔が娘を結婚させる」
 というそうです。
今にも雨が降り出しそうな黒い雲の間から、太陽の光が
射している様を表わしており、フランス語では、”Le Diable
 marie sa fille"と言います。

                   (2014年2月22日)
posted by yoko at 03:52| フランス語

2014年02月19日

Sunshine and rain, Osaka

Découverteの講師のJocelyn の写真が
Japan Timesの Weekend Scene に掲載され
ました 。独特のカメラアートを持つ彼は、毎日新聞
フォトコンテストでも金賞受賞を果たしています。

2013年12月27日号
"Sunshine and Rain, Osaka
Japan Times WEEKEND SCENE  27-12-2013  Sunshine and rain、Osaka.jpg


2014年1月5日号掲載 ”Wishing for Good
fortune, at Imamiya Ebisu Junjya, Osaka"
0205_04[1].jpg

                   (2014年2月20日記)

posted by yoko at 05:22| デクヴェルト広場

2014年02月17日

Speakons français ! (フランス語を話そう!)

2月14日付のRFI(Radio France Internationale)が
発表したニュース”Speakons français ! (フランス語を
話そう!)”について一筆。

これは視聴者からアイデアを募る一種のゲーム番組ですが、
ニュースを要約すると、『フランス語に入っている数多い英語
や仏製英語を、あなたならフランス語でどう表現しますか? 
優秀表現には、賞品が授与され、番組"Danse des mots"
で放送されます。』

そもそもSpeakons 自体が英語とフランス語ののチャンポン、
和声ならぬ仏製英語です(またはその逆です。)
このような英語化現象をanglicismeと呼んだり、英仏
チャンポンのフランス語をfranglais と呼んだりしています。

押し寄せる英語の氾濫に歯止めをかけることができるのか?
いずれにしても実にフランスらしい番組だと思います。

参考に上がっている単語には
Airbag     Big bang   Blacklister   Blog     Booster  
Borderline   Briefing / debriefing      Coach     
Deadline    Deal    DJ   Fast food       Flyer  
Follower     等々です。
これ、日本語に置き換えるのもなかなか難しいですね。

原文を引用しておきます。
Speakons français !
C’est le jeu que vous propose RFI pour inventer
 un français joyeux et innovant.
En s’amusant, en tendant l’oreille, en réfléchisー
sant et en parlant avec des amis, on peut trouver
une foule d’équivalents français aux expressions
anglaises qui virevoltent dans la langue
d’aujourd’hui : de quoi donner l’envie à ceux qui
utilisent des anglicismes ou parlent le ≪ franglais ≫ 
d'imaginer des expressions plus pittoresques !

Soyez inventifs, soyez audacieux, soyez spirituels
et beaux parleurs !

Jouez avec nous et proposez nous des équivalences
 pour un mot ou plusieurs, selon votre inspiration.
Les meilleures trouvailles, sélectionnées par RFI,
seront présentées à l’antenne, dans la Danse des 
Mots, tous les jours du 17 au 23 mars 2014 pour
la semaine de la langue française.

(RFI Culture より引用)
下はこのニュースのサイト
http://www.rfi.fr/static/speakons-html/bouton.jpg


写真は上記のニュースとは関係ありませrん。
CIMG8826.JPG

                (2014年2月17日YM記)



posted by yoko at 13:06| フランス語

2014年02月06日

Champagne des Amoureux(恋人たちのシャンパーニュ)

もうすぐヴァレンタイン・デイ。
この日にぴったりのシャンパーニュをご紹介します。
その名も恋人たちのシャンパーニュ(Champagne des
Amoureux) !

ハート型のラベル、唇が描かれた王冠。
王冠には2種類あり、片方のピンクの唇には ≪I love you
 という言葉と矢が描かれていて、もう一方の赤い唇には、
ハートが描かれています。
(男性と女性を表しているのですね。凝っています。
筆者は生徒さんたちと2本あけたので、2種類の王冠がある
ことがわかりました。)

 
  IMG_0967.JPG

作り手はRM (Récoltant Manipulant)の Henry de
Vaugency です。
(ここでRMって何?と思われたかたは、ぜひデクヴェルトの
シャンパーニュ飲み比べ会にご参加ください。)


              ***
日本でヴァレンタイン・デイによく飲まれるのは、ボルドーの
赤ワインCalon-Ségur (カロン・セギュール)です。

ハートの絵のラベルで有名ですが、実はこのハートは、「わが心
カロンにあり」というセリフを残した城主の心境を表しています。
さらに続けると、この城主はほかにも立派なシャトーを所有して
いながら、それらを手放すことになり、最後に残ったのが
シャトー・カロンだったとのことです。
『わが心カロンにあり』...
フランス語では ≪Mon coeur est à  Calon≫です。

ところで、最近の筆者はキューピッドよりバッカスと仲良くなって
しまったようです。

                      (2014年2月6日YM記)
 
posted by yoko at 17:03|

2014年02月04日

2014年新クラスのお知らせ

西宮市夙川のフランス語教室デクヴェルトでは、
下記の日程で2014年春の新講座を準備中です。

火曜日 11時 初級     講師 Ludovic
火曜日夕方  初級および個人  講師 Patrick
水曜日午後  初級     講師 Jocelyn 
土曜日午前中 初級      講師 Romain
 
その他の日にちをご希望のかたや
既存のクラスについて知りたいかたは、
お気軽にお問い合わせください。
電話:0798−38−5700
E-mail : info@decouverte.jp

                     (2014年2月4日)

posted by yoko at 09:23| お知らせ

2014年01月13日

聖ニコラウス(Saint Nicolas de Myra)

昨年末の12月28日に、クリスマスにちなみ、イスラ
エルとパレスチナとトルコのワインのことを書き、何故
トルコワインを選んだのか?と疑問符を残したまま
新年を迎えました。

実はサンタクロースの起源とされているニコラウス
聖人(フランス語ではSaint Nicolas)と関係があります。
聖ニコラウスは、小アジアのローマ帝国リュキアのミラの
大司教でした。これが現在のトルコにあたります。
(トルコワインを選んだ理由はここにあります。)

『ミラの大司教』と呼ばれた聖ニコラウスは、貧しい
人に金貨を与えたり、肉屋に殺された子供を生き返らせ
たりしたことから、子供の守護聖人とみなされるように
なりました。

彼の没したのが12月6日だったため、オランダを始め
いくつかの国では、今でも12月6日に聖ニコラウスを
祝っています。

フランスのLe Père Noël(パパ・ノエル)は起源が少し
異なり、アメリカから来たようです。
しかし聖ニコラウスの赤い衣装がPère Noel に影響を
与えたことは確かなようで、そのため二者が同一視
されたようです。

クリスマスの話をするにはかなり時期を逸しています
ので、これについてはまた機会があればお話しします。

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   Saint Nocolas

イスラエルについては、2011年の1月から3月にかけて,
4回にわたり『N子、イスラエルに行く』というブログ記事を連載
しています。
http://blog.decouverte.jp/archives/
201101-1.html


地中海に面するこの国が、ヨーロッパ、アフリカ、中近東に
とってどれだけ重要な場所にあるかを改めて感じさせられる
この頃、この1文が、世界の中の日本、世界の中のフラ
ンスを考える機会になってくれれば幸いです。

 
CIMG0411.JPG
    写真はベツレヘムにある生誕教会

                                             (2014年1月13日)
posted by yoko at 14:23| デクヴェルト広場

Bonne Année 2014


本年が皆様一人一人にとって輝かしい年であるよう
お祈り申し上げます。


デクヴェルトが兵庫県西宮市に誕生して7年が経過しました。
7周年を祝い、現在特別記念行事を準備中です。
そのひとつに、フランスのリムーザン地方の美術協会
Salon des Arts – Sud 23との美術交流があります。
また、思いがけない話し手をお呼びして、
講演会も開催できると思います。


知られざるフランスを知ってもらうこと、ありのままの姿を
知ってもらうこと − これをモットーとし、Découverteは
地道な活動を続けています。


フランス語に限らず、一つの外国語を学習する上で大切な
ことは、言葉を縦から横に置きなおすだけでなく、その国の
風習や考えかたや悩みを理解することだと思います。
とりもなおさずそれが、オープンマインド(esprit ouvert)
につながると思います。


そのためにわたくしたちは、講演会やブログをとおして、さま
ざまな面から見たフランスの姿をお届けするようにしています。

『知ることの楽しさ』を参加者のかたが発見された時には
『やった!』と思わずガッツポーズをとってしまいます。


今年も時々Découverteのブログの扉を開いてください。
一緒に発見し、一緒に前進しましょう!

 

   168.JPG
                (2014年1月冒頭)

posted by yoko at 00:59| デクヴェルト広場

2013年12月28日

もうひとつのクリスマス/ベツレヘムの星

ベルギーとドイツの美しいクリスマスに続いてもうひとつの
クリスマスのお話です。

クリスマスにちなみ、大変珍しいワインを開けました。パレス
チナで作られた『ベツレヘムの星/ Star of Bethlehem』
というワインです。

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  ラベル写真(セーブ・ザ・オリーブ社のサイトより)

周知のごとく、ベツレヘムはイエス・キリストの生誕の地であり、
『ベツレヘムの星』は、キリスト生誕の際に現れ、東方の賢人
たちが、イエスに会いに来るのを導いた星 だと言われて
います。したがってクリスマスツリーの一番上に飾るのはこの
星です。


このワイン”Star  fo  Bethelehemは”、ベツレヘム郊外の
標高900メートルの高原に位置するクレムザン修道院で
つくられた自然志向のワインです。

私自身もパレスチナでワインが作られていることは知りません
でした。大変珍しく、輸入数も少ないので、出会ったのがラッ
キーでした。


IMG_0982.JPG

ぼくも『ベツレヘムの星』だよ〜。
日本の干菓子で作られたミチニュア・ツリー
(いただきものです。かわゆい。)


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真ん中が『Star of Bethleheme』バラディ。
左はトルコのロゼワイン、右はイエラエルのワイン。
なぜトルコかということはまたの機会にお話しします。

 
          (2013年12月28日)

posted by yoko at 13:16| デクヴェルト広場

2013年12月26日

Joyeux Noel!

ブリュセルにお住まいのMHさんから、ベルギー
『ブリュセル』のクリスマス・マーケットと、ドイツ『ケルン』の
クリスマス・マルクトの写真が届きました。

皆様には素晴らしいクリスマスをお祈りしております。

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               2013年クリスマス

posted by yoko at 11:44| デクヴェルト広場

2013年12月03日

Biscuit rose de Reims /ランスのピンクのビスケット

食べ物の話題からもう一つ。
今年やみつきになったのが、写真のピンク色のビスケットで、
フランスのシャンパーニュ地方に旅行した人のおみあげで
いただいたのが始まりです。
シャンパ−ニュ地方なら駅の売店でも売っているさほど珍し
くもないビスケットのようです。

最初口に入れた時には、サクサクで、特においしいとも
思いませんでした。いささかがっかりしながら、念のため
説明を読んでみると、「ビスケットをワインに浸して食せよ」
と書いてあります。

早速試してみました。すると先ほどまでとは大違い。
ワインの香りがふわっとたち、風味もよく、しっとりとした
食感、液体に浸しているのに、もろもろと崩れることも
ありません。淡いピンクの色が愛らしく、できたら自分で
輸入したいくらいはまりました。

Bisccuit rose.jpg

 

シャンパーニュにも赤ワインにも合います。
ワインにはしっかりとした料理を合わせるのは定石ですが、
たまには軽くこういうマリアージもいいものだと思わされま
した。ちょっと贅沢な午後のお茶代わりにもお勧めです。
(余談ながら、これは日本でも入手できるようです。)

IMG_0647.JPG

                 (2013年12月3日)

posted by yoko at 11:42|

2013年11月29日

2013年新酒ワインあれこれ

昨日、正確にはボージョレ解禁日より1週間遅れの11月
第4木曜日に新酒を楽しみました。

今年は、甲州にごり(シャトー酒折り八幡地区23)
ツァーヘルのホイリゲ(オーストリア)
ボージョレ(Château Boisfranc)(もちろんフランス)
Rosso Novello Sallento  2013 (イタリア)
 (品種はネグロアマーロという土着の品種60%と
 サンジヴェーゼ40%, サンジョヴェーゼはキアンティを
 つくるための品種です。)   

今年の発見は甲州にごり。
なめらかで繊細、それでいてしっかりとしたワインでした。
ほのかに甘いけれど、腰がしっかりとしているせいか、辛口
好きのワイン愛好家たちの口にも合い好評。しかも格安。
お正月におとその代わりに飲んでもよさそうです。

日本の作り手さん、本当に頑張っています。

  KC4A00150001.jpg

          
                                  (2013年11月29日]

posted by yoko at 23:39|

2013年11月25日

年末食事会へのお誘い

Invitaion au dîner de fin d'année

今年もまたジャンポールさんのレストランで、恒例の年末
食事会を行います。

オードブルは、手作りシャルキュトリ盛り合わせ
    (JPさんの専門ですからはずせません)、
メインは(多分)ブルゴーニュ風牛肉の煮込み、
そしてデザートは当日の発表となります。

あわただしい時期とは存じますが、「忙中の閑」をお楽しみ
いただけたら幸いです。
ご家族・OB・ご友人もどうぞ!

日時:2013年12月14日(土) 19時より
場所:アラメゾン・ジャンポール(A  la Maison Jean-Paul)
     電話:0798-64-7719 (JR甲子園口より南に約12分)

詳しくは下記にお尋ねください。
0798-38-5700 またはE-mail : info@decouverte.jp

              
                    (2013年11月25日記)

     IMG_0208.jpg
               (写真はある年の食事会風景)
   

posted by yoko at 07:23| お知らせ

2013年11月20日

Lettre de Nicolas/ニコラからの便り(後書き)

ニコラくんの近況
2回にわたりNicolas chauvatの手記をご紹介しました。

彼は今年(2013年)7月、このリムーザンの小都市
フェルタンの美術協会Salon des Arts – Sud 23と
共に、“Japon“と銘打たれた日本展を開催し、日本の
紹介に努めました。

展示の内容は彼の京都在住時に撮影した写真を中心に、
日本の友禅染めや工芸品、そこにフランスのアーティスト
の作品が加わったそうです。

 
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         Japon 展ポスター

ニコラくんは、日仏交流の一環として、リムーザンに関する
記事の続きも書きたいと言っていましたが、この便りを書いた
あと、東京のフランス大使館で研修に入ることになりました。
したがってデクヴェルトでのセミナーや記事投稿はしばらく
お休みになります。

しかしながら、新たな展開として、Découveteは上記の
フェルタンの美術協会Salon des Arts - Sud 23 
(サロン・デ・ザール・シュド23)と協力や交流を行うことに
なりました。
その詳細については、今後徐々にお知らします。
この新たな交流活動をとおして、日本の姿をフランスに
知らせるとともに、日本にはまだあまり知られていない
この地方の魅力を、少しでも皆様にお届けできればこれ
以上嬉しいことはありません。
頑張ります。

organisateurs de l expo.jpg
サロン・デ・ザールのディレクター(左から2人目)と共に


なおNicolas Chauvatさんのセミナーについては、2013年
1月8日と同年4月26日のブログをご参照ください。
http://blog.decouverte.jp/article/61308088.html
http://blog.decouverte.jp/article/65659921.html

                    (2013年11月19日)       
posted by yoko at 00:38| デクヴェルト広場

2013年11月18日

ニコラからの便り/Lettre de Nicolas(2)

Le Limousin(suite) / リムーザン地方(続き)


(2013年11月12日の後編)


Pleines de merveilles la nature de Limousin
est également réputé pour sa rudesse. La
rigueur du climat et la dureté de la terre 
ont façonné le cœur des hommes. Sensibles 
mais travailleurs, ils ont contribué au déve-
loppement et aurayonnement de la France.

Le savoir des maçon de la creuse a été
employé dans la construction du Paris hauss
mannien tandis que les tapisseries des
manufactures d’Aubusson et de Felletin ont
décoré les plus belles demeures de l’Europe.
Ce savoir faire a été reconnu patrimoine de
l’humanité par l’UNESCO. 


素晴らしいものに恵まれてはいるけれど、リムーザンの
自然は荒々しいことでもまた有名である。(このような)
厳しい気候や固い地面によって、人々の心が形成
された。感じやすく勤勉なリムーザンの人々は、フラ
ンスの発展と名声に貢献した。

クルーズ県の石工の技(わざ)は、パリのオースマン
様式の建築に使われており、オービュソンやフェルタン
で製造されたタピスリーは、ヨーロッパの最も美しい
邸宅を飾った。後者のノウハウはユネスコの人類の
文化遺産に認定された。  
           ― Fin ―
             

訳注1:
Paris haussemannien (オスマン様式のパリ) 
19世紀後半のパリの大改築計画で、当時のセーヌ
県の知事ジョルジュ・オースマンの名前をとり、こう
呼ばれる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%
E3%83%AA%E6%94%B9%E9%80%A0


訳注2:
フェルタン、オービュソン(Felletin, Aubusson)
共にクルーズ県に在る有名なタピスリーの産地。
フェルタンはタピスリの故郷と呼ばれている。

下はオービュッソンのタピスリー博物館のサイト
http://www.cite-tapisserie.fr/



最近日本で初公開されたタピスリ『貴婦人と一角』も、
今でこそパリのクルーニ美術館の所蔵ですが、その
前はここクルーズ県に所在するブサック城(Château
de Boussac)の壁を飾っていました。
『一角獣』シリーズとこの地方のつながりの深さに
ついては、日本人作家・原田マハさんのブサック城
訪問や、その著書「ユニコーン」でも語られています。

   boussac.jpg
      (写真はブサック城 ー 同城のサイトより引用 )

 フランス語テキスト: Nicolas Chauvat
 日本語翻訳: 松原容子
  

 
 
                  (2013年11月18日YM記)



         

posted by yoko at 15:14| デクヴェルト広場

2013年11月12日

ニコラからの便り/Lettre de Nicolas

   Le Limousin/リムーザン地域圏(1)

デクヴェルトで何回か力のこもったセミナーを
行ったNicolas Chauvat (ニコラ・ショーヴァ)
の便りがフランスから届きました。今回は、
彼が子供時代のかなりの時間を過ごした
リムーザン地方について触れています。
リムーザンは、焼き物で有名なリモージュを
州都とするフランス中央部の地域です。
早速ニコラのテキストを開いてみましょう。


          * * *


Loin de Paris et de sa tour Eiffel, loin des
grands boulevards et des  magasins de
luxe se trouve une région nommée
Limousin.
パリ、エッフェル塔、その大通りや高級ブティッ
クから遠く離れた所に、リムーザンという
地方がある。
Carte-france Pr Blog.jpg

Située au cœur d’une France épargnée
par le ciment et les néons de la modernité,
elle est le royaume du monde végétal et
minéral.

フランスの中央部に位置し、近代的なコンク
リートもネオンも見当たらないこの地方は、
緑とミネラル分の王国である。
Diapositive20.jpg



Enveloppée d’une brume mystérieuse au
petit matin, la beauté de limousin se révèle
aux premières lueurs du jour. Un paysage
vallonné à perte de vue recouvert de forêts
profondes et de vastes champs où les vaches
et les moutons paissent paisiblement.

夜明け、神秘的な靄に包まれたリムーザンは、
朝一番の光の中にその美しい姿を現す。
見渡す限り、深い森と、牛や羊がのどかに草を
食べる広大な野原に囲まれた山間の風景。

牛と遊ぶニコラくん.jpg

  (写真上:牛と遊ぶニコラくん)

De nombreux petits villages parsèment ce
décor champêtre. Construites en pierre et
en bois, les maisons du Limousin n’ont rien
perdu de leur charme d’antan.

この田園風景の中に無数の小さな村が点在
する。石と木で建てられたリムーザンの
家々は、往時の魅力を少しも失っていない。

  Diapositive22.jpg

Lorsqu’à la nuit tombée, le feu de cheminé
est allumé et que l’odeur du gâteau de noi-
sette cuit au four embaume la salle à
manger où sont réunis les invités  pour
parler des anciennes légendes de la région,
chacun retrouve son âme d’enfant.


夜のとばりが下り、暖炉に火が入る時、
窯で焼いたはしばみ菓子の香りが食堂に
たちこめる。そこに集まった客たちは土地に
伝わる伝説を語り、子供の心を取り戻す。

  Diapositive21.jpg

Bien que vivant au XXIème siècle, les
≪ limousins ≫ ont su gardé une affection
particulière pour la nature de leur région.
Malgré la présence de supermarchés
carrefour, nombre d’entre eux continuent
de cultiver des fruits et des légumes dans
leur jardin.

21世紀に生きながら、「リムーザン」人は、
自分たちの土地の自然に特別な愛着を持って
いる。スーパーマーケット・カルフールが存在
していても、多くの住民は自分の庭で果実や
野菜を作り続けている。

   Diapositive16.jpg
    (写真上:庭栽培のズッキーニ)

La saison venue,  ils parcourent les
immenses forêts peuplées de chevreuils
et de sangliers à la recherche de cham-
pignons tandis que d’autres n’hésitent
pas à se mouiller pour pécher la truite
dans les nombreuses rivières parcou-
rant la région.


季節になると、数多くの人は鹿や猪の出没
する深い森にきのこ採りに出かける。
濡れることをものともしない者たちは、この地方
のあちこちを流れる川に鮎を釣りにいく。 
 
  foret a champignons.jpg
     Forêt à champignons (きのこの森)

Certaines légendes racontent qu’il est
possible de trouver de l’or et des diamants.
On raconte également que parfois c’est le
diable  en personne qui attend les visiteurs
au détour des ruisseaux.  

伝説によると、ここでは金やダイアもみつかると
言われている。また時には小川がカーブしてる
いる所で悪魔が通行人を待っているとも言われ
ている。 
rigole du diable.jpg
  Rigole du diable (悪魔のせせらぎ)

 
     A suivre - 次回に続く

(フランス語テキストと写真はNicolas Chauvat氏
の提供、翻訳松原容子)

   
 
  無断使用はご遠慮ください
 
 
    

             (2013年11月12日)
 

posted by yoko at 07:46| デクヴェルト広場

2013年10月29日

ウイーンの新酒

ボージョレ・ヌーボーの季節になると、いくつかの新酒が気に
なります。そのうちのひとつで、毎年楽しみにしているのが
オーストリアの造り手・ツァーヘルのホイリゲです。
ボージョレ・ヌーボーより一足早く、11月11日(聖マーティン
の日)に解禁されるホイリゲは、新酒とは思えない旨みとミ
ネラル感のあるワインで、フランスの白とはまた異なるおもむき
とおもしろさを持っています。

夙川のオーストリアワイン輸入会社エイ・ダブリュー・エイでは、
11月14日18時から神戸のカフェ・フロインドリーブで、ホイリゲ
解禁記念の「ツァーヘル ホイリゲン パーティ」を催します。

今年はウイーンから、生産者ツァーヘルの醸造責任者や、
ミュージシャンも来日してのパーティなので、大きな盛り
上がりが期待されます。

興味あるかたは株式会社エイ・ダブリュー・エイにご連絡
ください。
TEL:0798-72-7022    FAX: 0798-72-5021


ホイリゲ.jpg

                   (2013年10月29日)

posted by yoko at 11:51| お知らせ

2013年09月30日

貴婦人と一角獣(La Dame à la Licorne)

大阪・中之島の国立国際美術館で「貴婦人と一角獣」展が催う
されています。六面から成るタピスリは、通常はパリの
クルーニー美術館(Musée de Cluny)で展示されていますが、
今回クルーニー美術館の改築工事中の期間に初来日、東京と
大阪で披露されました。
一角獣.jpg

この一連のタピスリの詳細については、デクヴェルトの
受講生で、クラブサン奏者の森川通子さんが1995年に
書かれた、臨場感あふれる記事を一読いただきましょう。
 
                           *  *  *

≪ −1995年パリ ―
15年ほど前、アルノンクール率いるバロック・オケが初来日
した記念にと、彼の友人である大橋敏成氏(日本ガンバ界の
草分け)から、1枚のL P (ヘンデル作曲 : 水上の音楽)を
いただきました。当時はオリジナル楽器の演奏は日本では
まだ珍しく、そのL P を新鮮な気分で何度も繰り返して聴いた
ものでした。

ところが、L P を包んであった包装紙にプリントされていた
風変わりな絵は、私が子供の頃によく自作自演の寓話の
題材にして楽しんでいた大好きな「貴婦人と一角獣」だった
のです。

この絵は、15世紀末にフランスの或る貴婦人のために制作
された六面の連作タピスリーで、ブーサックの城館(Château
de Boussac − フランス中央部リムーザン地方に位置する)
で発見されました。
19世紀の作家メリメやジョルジュ・サンド(ショパンの愛人)が
絶賛、文化材財として保護されることを提唱、以後パリの
クリュニー美術館所蔵となっているものの、誰がどういう
目的で作ったものか、今もって結論が出ていない‥という
ミステリアスな織物なのです。

La dame   pr Blog.jpg

(上はクルーニー美術館図録の表紙)

クリュニー美術館は、セーヌ河の左岸、カルチエ・ラタンと
呼ばれる学生街にあり、中世フランスの美術品の展示で有名
ですが、観光客が押し寄せることもなく静かで、そして建物
自体も15 世紀の個人の邸宅ということで、とても親しみの
持てるものでした。

 「貴婦人と一角獣」のために特別に作られた円形の展示室の
周りの壁には、それぞれ縦横が 3 メートルから5メートルも
あるさまざまな長方形の六種類のタピスリーが壁いっぱいに
吊り下げられ、人間の顔をした一角獣、犬、猿、兎、鳥など
の動物と、実をつけた四種類の木々(オレンジ、ひいらぎ、
松、樫)、そして紋章入りの旗を持った貴婦人は、ほのかな
朱色の背景に浮き出され、小さい明かり採りからの自然光を
受けて生き生きと語りかけているようです。

貴婦人のポーズはそれぞれ異なっていて、一枚づつに人間の
五感を表す触覚、嗅覚、味覚、視覚、聴覚というタイトルがつけ
られ、最後の一枚だけ「わが唯一の望みに(A mon seul
désir)」という銘文が金糸で縫いとられています。

   
近づいてよく見るとそのつづれ織りの緻密な織り目のなんと
優しく穏やかなこと。まるで節度を重んじながら、さり気なく
多声部が絡み合うガンバ・コンソートの世界です。
空間に満ち溢れるファンタジーに声もなく、そのすごさに
圧倒されてしまいました。

一角獣2jpd.jpg

多分、これがフランスの底知れぬ goût なのでしょう。
F.クープランの作品に Les Goûts réunis  と名付け
られた組曲集がありますが、この  goût  の意味を
調べてみると「味覚、香り、意欲、関心、センス、(良い)趣味、
美的感覚」などとあります。特に、フランスの古い音楽の
演奏では  inégalité (音符のゆれ)、agréments(装飾音)、
impromptu (即興)など、奏者の豊かな感性があらゆる
所で求められます。

何気ない日常生活の中でも、「心ときめくもの」を見逃さ
ないで、自分の表現世界を広げておくことが大切です。

不滅のタピスリーからの贈り物が私に届くまで随分と時間が
かかりましたが、蓋を開けると得がたい宝物「 goût  」が
詰まっていました。

       1995年9月  森川通子(クラヴサン奏者)≫
                               * * *
        
同展覧会は10月20日まで大阪の国際国立美術館で
開催中: 電話06−6447−4680

                      
                                        (2013年9月30日記)

posted by yoko at 17:13| デクヴェルト広場

2013年09月18日

ブルターニュセミナー/Séminaire sur la Bretagne

フランスの北西部に位置するブルターニュ地域は、
独特の歴史と文化を持つ地方です。当日は映像をみながら、
ブルターニュの旗・民族音楽・舞踊・料理等のお話を聞き、
セミナー後は一緒にブルターニュのソーセージやシードル、
その他のオードブルを楽しみます
(この会はどなたでもご参加いただけます)。


IMG_0928.jpg
講師:Romain Béauce
日時:2013年10月27日(日)15時
                (通訳つき)
場所:ワインハウスセンチュリー芦屋、
セミナールーム (0797-34-0045)
JR芦屋または阪急芦屋川駅より約10分

Date et Lieu : e 27 octobre 2013 au
 ≪Wine House Century≫ à Ashiya


会費: 3000円 (定員20名)

お問合せ・お申込みはデクヴェルト夙川まで:
 TEL : 0798-38-5700  FAX : 0798-38-5666
  E-mail : info@decouverte.jp
 Http://www.decouverte.jp

(詳細はお問合せの際にご説明いたします。)

             (2013年9月18日)

posted by yoko at 09:14| お知らせ