2016年11月14日

ブルゴーニュワインに親しむ会/dégustation de vins de Bourgogne

先日当ブログでご紹介した映画「ブルゴーニュで会いましょう」(原題はPremiers Crus)が、まもなく全国ネットで封切られます。そこで封切に先駆け、急きょ週末にブルゴーニュワインに親しむ会を行いました。


今回試飲したのは4種類。

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数年前「モンド・ヴィノ」という映画が封切られ、職人かたぎのブルゴーニュワインの作り手が、どれだけの情熱と手間をワインにかけているかを目にしました。

今回の試飲リストのトップは、その映画に登場していたDe(ux) Montille の2007年の白ワイン。ほぼ10年の月日を経て深みを増し、素晴らしいワインになっていました。

赤は2種類、フレデリック・マニャン(Frédéric Magnien) のピノ・ノワールとロシュ・ドゥ・ベルヌ(Maison Roche de Bellerme) の村名ワイン(シャンボール・ミュジニ)。
詳しいレポートは割愛しますが、共になめらかで腰もあり、きちんと作られたワインでした。

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いいブルゴーニュワインに出会うと、「ブルゴーニュで会いましょう」の中で言われている言葉がしみじみと実感できます。

『ブルゴーニュには大切なとことがふたつある:
一つは「土地に敬意を表するため最良のワインを作ること」
もうひとつは「それを次の世代に伝えていくこと』

 1)Faire les meilleurs vins possible pour honorer la terre
  2) Transmission

      
4本目のラタフィア・ドゥ・シャンパーニュ(Ratafia de Champagne)は、ブルゴーニュのワインではありませんが、ご存知ない方もおられると思い簡単に説明します。

ラタフィア・ドゥ・シャンパーニュ(Ratafia de Champagne)は、発酵していないぶどう果汁にマール(蒸留酒)を混ぜて作ったアルコール飲料で、「リキュールワイン(Vin de liqueur)」というカテゴリーに分類されています(日本では混成酒となっています)。度数は18度で、その名の示すとおり、シャンパーニュ地方で作られています、 同じコンセプトで作られるリキュールワインでも、地方によって使用品種や混ぜるアルコール(蒸留酒など)が異なります。

今回のラタフィア・ドゥ・シャンパーニュは、フランスでは甘口の食前酒と考えられていますが、デザートワインとして充分いけました。ブルーチーズに合わせると、さらに双方のうまみを楽しめることでしょう。

参加者のかたたちが持ち寄ってくださったチーズのうち、今回新発見はアフィデリス。
ブルゴーニュ冬場のチーズで、とろりと溶けたところを、スプーンですくって食べると至福の味。アフィデリスは、ブルゴーニュのエポワスの姉妹品として商品化されたらしいです。チーズは専門外なので、これ以上のコメントは差し控えます。

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(写真左がアフィデリス、中央はコンテ、右のお皿の奥はブリ、
手間の切りかけのはホート・サヴォワのアボンダンス。いずれも
ほどよく熟成していて美味。)

いつも同じことを言っていますが、ワインの醍醐味は、コミニケーションを大切にし、楽しく飲むことにつきます。

初参加のOさんから嬉しいメールをいただき、ほのぼのとした気持ちになりました。
『本当に楽しい会に参加させて頂きありがとうございました。
ワインも凄く美味しかったです。
ラタフィアは初めての経験で、とても勉強になりました。美味しいお酒の出会いは本当に嬉しいです。
また、色々会に参加させて下さい!』

ありがとうございました。

(2016-11-14)

posted by yoko at 13:56|

2016年07月22日

2016−7月のワイン会

7月18日(祭日)は「ワインに親しむ会」を行いました。
試飲アイテムは7〜8種類、
スパークリングワイン、シャンパーニュに始まり、赤はブルゴーニュ・アルザス・ボルドーです。
このあたりまでは予定どおりのおいしさでした。


今回は熟成したワインのおいしさを味わってもらいたいと思い、2008年のアルザス、ピノ・ノワール、2005年の
ボルドー、デザート用の日本のアイスワイン(2003年)をリストに入れました。
アルザス( Clos Saint Landelin – 2008 年)は丁度飲み頃になっていて、自称『あまりワインを飲めない』人たちにも好評でした。逆にボルド―の赤はまだ若すぎるくらいでした。

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もうひとつすばぬけていたのが、日本の小布施ワイナリーのアイスワイン、2003年です。
やや濃いめの琥珀色、とろりとした蜂蜜のような口当たり、
時と共に味わいに深みが増し、頑張って作ったブルーチーズのムースによく合いました。
まさに機(期)が熟したのでしょう。
これは数年前にある優秀なソムリエさんから頂き、開ける機会を待っていたワインでしたが、さすがに期待を大幅に上回るおいしさでした。

(写真下:オブセワイナリーのアイスワイン2003)
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予定に入っていなかったシェリー酒 (マンサリーニャ)も、
とんでもない保管の仕方をしていたにもかかわらず、大変おいしくなっていました。
もともと残り少なかったのを、みんなで仲良く取り合いました。いえ、分かち合いました。


そして最後は...  もう1本あけるかどうか微妙なところだったので、少し迷いましたが、結局はビールを開けました。
頂きもののフランスビールで、これもずっと冷蔵庫で出番を待っていた一品です。名前は"La Choue"、 私も初めての出会いでした。
番外編とお考えください。

  (写真下:話題のビール”La Choue)
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以上、フルコースのラインアップになりました。
ビールをリストに入れてもいいかどうか悩んだ末、7〜8種類というあいまいな表現でとめておくことにします。

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                 *****

ワイン会の楽しさは、コミニケーションにあります。
昨年も同じ時期にワイン会を行ったので、その時の言葉をそのまま引用します。

『ワインは食事のお供として、楽しく飲むのが一番です。
「私は飲めない」と言っていた人がワイン会でおかわりしたり、
「ワインは受けつけけない。」と言っていた友人が、時間を
かけながらも、ほぼ1本飲み干した時は、ホスト側としては本当に嬉しいものです。ホスト冥利に尽きると同時に、ワインは文化だと感じる一瞬です。』


確かに仲間と一緒だと、食もワインも進みます。
会話も同じで、心の鎧をはずし、ワインを飲みながら人と話をすると、話も進みます(その時は特定の人とだけでなく、いろんな人と話をしてください)。特にヴァーチャル世代の人たちには、ぜひ会話のキャッチボールを楽しんもらいたいです。 言葉はことだま − 言葉が行き交うと心が行き交い、そこにあたたかい磁場(空気)が生まれてきます。このあたたかさを感じること、とても大切なんですね。

  
  (22-07-2016)
posted by yoko at 10:52|

2015年12月06日

2015年クリスマス食事会


12月5日、すっかり根を下ろした年末の食事会を、今年も
アラメゾン・ジャンポールで行いました。
メニューは :
オードブル盛り合わせ(写真は割愛)
ブイヤベース
鴨のオレンジ煮
チーズ(コンテ, ブルー・ド・ブレス, カマンベール)
デザート

味もボリュームも満点、ジャンポールさんが "Ils ont faim
(彼らお腹がすいているんだ)” と言いながら、たっぷりと
盛り付けてくれたそうです。

 
新鮮魚のブイヤベース。 魚のスープも見逃せません。
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続いて鴨のオレンジ煮
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 デザート: え?これだけ?とびくっりするから
  Dessert surprise (サプライズ・デザート)
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本物のデザート(この日の朝つくった新作)
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  何故か全員集まりません。みんなどこへ行ったの?

 至福のひと時でした。 Merci Jean-Paul, Merci Yumiko

  (2015年12月6日投稿YM)

 
posted by yoko at 22:38|

2015年09月03日

シャンパーニュとブルゴーニュ、ユネスコ世界遺産に / Champagne et Bourgone, inscrites au patrimoine mondial de l'Unesco !                       


2015年7月4日、シャンパーニュとブルゴーニュが、ユネスコの
世界遺産に登録されたと発表されました。
                      
正確にはこの名誉は、「17世紀冒頭から19世記の産業化
時代にかけて、瓶内二次発酵による発泡ワインの製造法を
発達させた、シャンパーニュのcoteaux, maisons,
caves (葡萄を栽培している丘、シャンパンハウス、 地下の
ワイン蔵)」 に授けられました。

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  (写真出典: Le Monde)

ブルゴーニュについては、全域ではなく、ディジョンの南の
Côte de Nuits (コート・ド・ ニュイ)とBeaune(ボーヌ)
の限定されたぶどう畑と、クリマと呼ばれるぶどう畑のシス
テムが認められました。


日本語文に対応するフランス語の記事もアップしておきます。
Les coteaux, maisons et caves de Champagne
correspondent aux ≪ lieux où fut développée
la méthode d’élaboration des vins effervescents,
grâce à la seconde fermentation en bouteille,
depuis ses débuts au XVIIe siècle jusqu'à son
industrialisation précoce au XIXe siècle ≫,
explique l’Unesco.

Beaune et Dijon récompensés
Les ≪ climats ≫ du vignoble de Bourgogne sont,
eux, ≪ des parcelles de vignes précisément
délimitées sur les pentes de la côte de Nuits et
de Beaune, au sud de Dijon ≫, précise l’organi-
sation. Ces parcelles donnent chacune un caractère
unique au vin.


後書き:
これでユネスコの世界遺産に認定されたフランスのワイン
産地は、ボルドーのサンテミリオン(St-Emilion, Bordeaux)と
合わせて三か所になります。

「瓶内二次発酵とは何?」とか、「クリマとは?」というかたは、
ぜひデクヴェルトのワイン会にご参加ください。

ちなみに瓶内二次発酵とは、シャンパーニュの製法のことで
文字通り一端アルコール度数の低いワインを作り、さらに
それを瓶に移し, 発酵させることです。

デクヴェルトでは、ワインの話はもちろんのこと、ワインに
関連する歴史や文化の話をしながら、飲み比べをします。


ワインは食事のお供として、楽しく飲むのが一番です。
「私は飲めない」と言っていた人がワイン会でおかわりしたり、
「ワインは受けつけけない。」と言っていた友人が、時間を
かけながらも、ほぼ1本飲み干した時は、ホスト側としては、
本当に嬉しいものです。ホスト冥利に尽きると同時に、
ワインは文化だと感じる一瞬です。
 

(この記事は、2015年7月9日付Face book に投稿した
記事を編集したものです。) 
         
             (2015年9月3日YM)
posted by yoko at 21:23|

2014年04月15日

ケーク・サレ/Cake salé

ワインクラスで時々食べ物の持ち寄りの会を行います。この
日だけはは料理にワインを合わせるのではなく、ワインに
料理を合わせます。受講生のみなさんはこころえたもので、
いろいろなものが不思議にかぶらずに集まります。

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この日筆者はケーク・サレ(cake salé)を作りました。

ケーク・サレとは、パウンドケーキのお砂糖と バターの
代わりに、ワインとオリーブオイルを加えてオーブンで
焼いたお菓子、いわばパウンドケーキの塩味バージョンです。
 シャンパーニュやワインによく合いますし、おしゃれなランチ
にもなります。

筆者の数少ないレパートリーのひとつで、まわりの人は1度や
2度はこれを食べさせられています。 リクエストがあったので、
レシピをご紹介します。(ちょっと得意!)
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レシピ:
小麦粉   200 gr
オリーブオイル 100cc
白ワイン      100cc
オリーブの実    70gr
ハム 160gr
チーズ(グルイエールかエマンタル)  130gr
イースト   1袋
玉子     4個

小麦粉と玉子を混ぜる。
そこにオリーブ・オイルと白ワインを加える。
次にオリーブの実とハムとチーズを加える。
ケーki型に入れて200度のオーブンに入れ40分間焼く。

Mélanger la farine et les oeufs
Ajouter l’hile d’olive et le vin blanc sec.
Puis les olives, le jambon et la gruyàère
Remplir le moule à cake de cette prépartation
Enfourner a four chaud, thermostat 180°C
Laisser cuire 40mn environ


*オリーブの実の代わりに軽くバターでソテーした
 マッシュルームを使ってもよく合います。
*イーストを入れるのを忘れないように!
*小麦粉は最初にふるいにかけておくことをお勧めします。

(写真下)
この日のデザーートワインはマデラ・レセルヴァ。
ふつうはデザートには甘口のデザートワインを合わせるのが
定石ですが、この辛口のマデラ、すっきりとしいて甘いデ
ザートに意外によくあいました。(このワインクラスの受講生
には辛口好みが多いのかもしれません。)

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    (2014−04−15)

posted by yoko at 08:21|

2014年02月06日

Champagne des Amoureux(恋人たちのシャンパーニュ)

もうすぐヴァレンタイン・デイ。
この日にぴったりのシャンパーニュをご紹介します。
その名も恋人たちのシャンパーニュ(Champagne des
Amoureux) !

ハート型のラベル、唇が描かれた王冠。
王冠には2種類あり、片方のピンクの唇には ≪I love you
 という言葉と矢が描かれていて、もう一方の赤い唇には、
ハートが描かれています。
(男性と女性を表しているのですね。凝っています。
筆者は生徒さんたちと2本あけたので、2種類の王冠がある
ことがわかりました。)

 
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作り手はRM (Récoltant Manipulant)の Henry de
Vaugency です。
(ここでRMって何?と思われたかたは、ぜひデクヴェルトの
シャンパーニュ飲み比べ会にご参加ください。)


              ***
日本でヴァレンタイン・デイによく飲まれるのは、ボルドーの
赤ワインCalon-Ségur (カロン・セギュール)です。

ハートの絵のラベルで有名ですが、実はこのハートは、「わが心
カロンにあり」というセリフを残した城主の心境を表しています。
さらに続けると、この城主はほかにも立派なシャトーを所有して
いながら、それらを手放すことになり、最後に残ったのが
シャトー・カロンだったとのことです。
『わが心カロンにあり』...
フランス語では ≪Mon coeur est à  Calon≫です。

ところで、最近の筆者はキューピッドよりバッカスと仲良くなって
しまったようです。

                      (2014年2月6日YM記)
 
posted by yoko at 17:03|

2013年12月03日

Biscuit rose de Reims /ランスのピンクのビスケット

食べ物の話題からもう一つ。
今年やみつきになったのが、写真のピンク色のビスケットで、
フランスのシャンパーニュ地方に旅行した人のおみあげで
いただいたのが始まりです。
シャンパ−ニュ地方なら駅の売店でも売っているさほど珍し
くもないビスケットのようです。

最初口に入れた時には、サクサクで、特においしいとも
思いませんでした。いささかがっかりしながら、念のため
説明を読んでみると、「ビスケットをワインに浸して食せよ」
と書いてあります。

早速試してみました。すると先ほどまでとは大違い。
ワインの香りがふわっとたち、風味もよく、しっとりとした
食感、液体に浸しているのに、もろもろと崩れることも
ありません。淡いピンクの色が愛らしく、できたら自分で
輸入したいくらいはまりました。

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シャンパーニュにも赤ワインにも合います。
ワインにはしっかりとした料理を合わせるのは定石ですが、
たまには軽くこういうマリアージもいいものだと思わされま
した。ちょっと贅沢な午後のお茶代わりにもお勧めです。
(余談ながら、これは日本でも入手できるようです。)

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                 (2013年12月3日)

posted by yoko at 11:42|

2013年11月29日

2013年新酒ワインあれこれ

昨日、正確にはボージョレ解禁日より1週間遅れの11月
第4木曜日に新酒を楽しみました。

今年は、甲州にごり(シャトー酒折り八幡地区23)
ツァーヘルのホイリゲ(オーストリア)
ボージョレ(Château Boisfranc)(もちろんフランス)
Rosso Novello Sallento  2013 (イタリア)
 (品種はネグロアマーロという土着の品種60%と
 サンジヴェーゼ40%, サンジョヴェーゼはキアンティを
 つくるための品種です。)   

今年の発見は甲州にごり。
なめらかで繊細、それでいてしっかりとしたワインでした。
ほのかに甘いけれど、腰がしっかりとしているせいか、辛口
好きのワイン愛好家たちの口にも合い好評。しかも格安。
お正月におとその代わりに飲んでもよさそうです。

日本の作り手さん、本当に頑張っています。

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                                  (2013年11月29日]

posted by yoko at 23:39|

2012年07月20日

アルザスの思い出・ルバーブ

友人から信州みあげのルバーブを頂きました。
フランス語ではrhubarbe(リュバルブ)。見た目はフキと
そっくりのタデ科の植物で、葉の軸を食べます。軸は
緑色で、きれいな赤に色づきます。加熱するとフキより
ずっとやわらかくて、さっぱりとした食感が楽しめます。

Rhubarbe pr Blog.jpg  
   (Photo: Rhubarbes)

ルバーブは酸味の強い植物ですが、砂糖との相性が良い
のでパイやジャムにされることが多いようです。でも今日は
誰でも簡単に作れる夏の一品、ワイン煮をご紹介します。

「作り方:
鍋にルーバーブを入れ、ひたひたになるくらいワインを
入れます。それに適量のグラニュー糖とレモン汁を加え、
シナモンを入れ20分ほど煮ます。
よく冷やしてデザートとしてお召し上がりください。

*使用するワインは赤・白どちらでもいいですが、
軸がきれいな赤に色づいている時は、その色を生かす
ため白ワインのほうが良いでしょう。」
(料理本ならこんな感じでしょうか)

ルバーブに初めて出合ったのは、フランスのアルザス
地方でした。
もう20年ちょっと前になりますが、仕事がらみでアルザス
南部の小都市に行き、民宿に一泊したことがあります。
そこはホテルもないような、のどかな田舎町でした。

この民宿のおばさんが大変親切な人で、あれやこれやと
気を遣ってくれた上、出発の日には、昼食にまでよんで
くれました。

その昼食のメニューが、キッシュ・ロレーヌと、庭から採って
きたルバーブのタルトで、どちらも私にとっては初めての
味でした。

塩味のキッシュロレーヌは食事用で、甘く味付けした
ルバーブのタルトはデザート用です。
今思うと、どちらもフランス東部の産物であり、バランス的
にも大変いい組み合わせだったと思います。

『タルトだけで昼食を構成するなんて、なんておしゃれなん
だろう』と、この時以来、私は大のタルトファンになりました。

昼食後、民宿のおばさんに聞かれるままに、このあと
セレスタ(同じくアルザスの小都市)にいる友人のところに
行くと言ったら、おばさんは、物も言わずに庭に降り、
花を摘み、手早くまとめ、おみあげにと持たせてくれました。

さらに娘さんが、汽車の駅まで車で送ってくれました。
駅に着き、娘さんに丁重にお礼を言い「さようなら」を
言おうとすると、彼女は、『ひとりで待つのは寂しい』
からと、汽車が来るまで一緒に待ってくれました。
何かじんとくるものがありました。

私のルバーブの思い出は、見知らぬ土地で受けた
何気ない人の優しさにつながっているのかもしれません。


               (2012年7月20日YM記)

posted by yoko at 18:22|

2012年04月26日

一日料理教室2012

4月18日、ジャンポールさんに学ぶ料理の日。
ジャンポールさんは、デクヴェルトではすっかりおなじみに
なったJR甲子園口のフランス郷土料理店アラメゾン・
ジャンポール(A la maison Jean Paul) のシェフです。


午前10時頃、ジャンポールさんは奥さんの優美子さんと共に、
にこにこと現れました。パワー全開。早速スタート。


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今日のメニューは、仔羊の煮込み(Navarin d’agneau)に
温野菜の付け合わせ、ラタトゥイユ(Ratatouille)、
焼きリンゴにマスカルポーネのムースです。


最初にデザートの下準備に取りかかりました。
デザートのムースを作り、それを冷蔵庫で寝かせるのに
時間がかかるからです。
次にメインの仔羊の下ごしらえをし、最後にラタトゥイユです。

          ***
仔羊は、ともかくしっかりと時間をかけて煮込むことが大事
です。煮込み料理がだんだんと出来上がってくるにつれて、
色や香りが変化してきます。特に香りは、素材が混ざり合い、
複雑になって、鼻をくすぐります。

しかし、素材を知り尽くしているジャンポールさんの料理は、
自然で優しい味わいを持っています。

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写真上は仔羊の煮込み。
フランス語ではナヴァラン・ダニョーと言いますが
これがナヴァランの色です。


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出来上がり


ラタトゥイユ
今回作ったのはプロヴァンス風ラタトゥイユ。
素材はタマネギ、茄子、ズッキーニ、カラーピーマン、
トマトだけです。
それ以外のものを入れると、もはやプロヴァンス風
ラタトゥイユとは呼べなくなるそうです。
野菜は別々にいためるとおいしくなります。
シェフは今年もまたしっかりと、
おいしく作るためのこつを伝授してくれました。

Ratatouille 写真
Ratatouille ブログ用.jpg
シェフのラタトゥイユは色がきれいです。


下の写真は素人の作ったラタトゥイユ

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週末に早速作ってみました。恥ずかしながら、
よくない例として、自作ラタトュイユの写真も掲載します。
同じ素材を使っているのに、仕上がりの差はあまりにも
歴然としているので、思わず笑ってしまいました。
(それでもそこそこおいしかったです。ホント!)


デザートは、焼きリンゴにマスカルポーネのムース。
とても丹念にムースを作ります。
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下準備に小1時間、仕上げに小1時間かかったデザートは、
あっという間に胃袋の中に消えました。
シェフいわく、「時間をかけたらその分、料理はおいしく
なりますよ。」

 

今回は堺や京都から参加された方があったり、デクヴェルトの
講師の一人が、飛び入りで見学に来たりしました。
和気あいあいとした交流の輪が広がっていき、また同時に
若い人がこういう機会をとおして、もてなしの心を自然に学んで
いただけたら大変嬉しいです。

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写真上は実習風景


京都から今回初めてデクヴェルトの催しにご参加くださった
前川洋子さんのメールをご披露します。

『18日は楽しい機会を、ありがとうございました。

ジャンポールさんのユーモアを交えながらの講義は、
分かりやすく、また、メニューも普通ならしないだろうけれど
挑戦してみようかな、と思えるような内容のもので、本当に
行かせていただいて良かったです。

ご説明が、実際に作る時の細かな疑問点のツボを、しっかり
押さえてらして。

ラタトゥイユ!
思っていたやり方と全然違っていました。
(中略)こうやると美味しくなるわけだ〜感心しなが
らシェフのやり方を見せていただきました。
早速、おうちで試します。


ちょうど、7月に主人とヨーロッパ旅行の予定がありまして、
ふたりともフランスが初めてなものですから、
情報を集めているとこでした。
同じテーブルのかたに、お聞きしたら、いろいろ教えて
くださったのが嬉しかったです。
みなさん、フランスがお好きなんですね。


住まいが京都なものですから、神戸方面まで出掛けることも
なかなかなく、また、それも楽しかったです。
主人とはまた、ジャンポールさんのお店に一緒に行く
つもりです。』


前川さんは食べ物に造詣が深いので、お聞きしてみると
やはり栄養管理士でした。
ご自分の「健康ブログ」では、食べ物のこと、疾患のこと、
日々の癒しになりそうなことを書いておられます。

最後に、ジャンポールさん、優美子さん、参加者の皆様、
ありがとうございました。
                        (2012年4月25日)

posted by yoko at 01:23|

2012年04月18日

春のロゼ

毎年桜の季節になると、日本ではいいロゼワインが出回り
ます。他の季節ではなかなか入手できないので、今年も
かなり買い込みました。

ロゼワインは、何故か格下に見られていることが多いよう
ですが、決してそんなことはありません。それぞれ味わいも
異なるし、料理にも合わせやすい。第一色がとてもきれい
です。グレーがかったうすいピンクから、サーモンピンク、
更には透明感のあるルビーに近いような色まで微妙な
変化が楽しめます。

味も、きりっと酸味のきいたものから、ややスパイシーな
タベル(フランス)タイプのもの、ボリューム感のあるもの、
甘口のものまでどさまざまで、アペリチフとして飲んだり、
料理に合わせたりできます。

味付けのあっさりとした和風の料理やお寿司にもよく合います。
やや酸味のきいた寿司飯にやや酸味のきいたやさしいロゼ、
たまらないですね。ねたは白身魚やえびにして、控えめの
醤油に自分が飲むワインを混ぜると...もう最高です。



ロゼ2012Blog.jpg写真左から
フランス・サンセール(Sancerre, Yves Martin)
ドイツ(Petit Rose, F.Becker)
オーストリア(Rose vom Tweigelt, J.Sonnhof)
オーストリア(Zull, Lust&Laune)
ニュージーランド(Pansy! Rose, Kim Crawford)
                     (2012年4月17日記)

posted by yoko at 04:16|

2011年02月18日

一日料理教室


西宮市甲子園口の郷土料理店「アラメゾン ジャンポール」の
シェフ、ジャン=ポールさんとゆみ子夫人に来てもらい、
一日料理教室を行いました。

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メニューは牛肉のブルゴーニュ風(boef bourguignon),
付け合わせはポテトとチーズのグラタン(dauphinois)、
デザートはあつあつを焼きながら食べるクレープです。



牛肉は前日に細かく切った野菜(ミルポワ)と共に
ワインでマリネしておきます。

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写真上はマリネしたお肉と野菜

お肉は火をおすと縮むから大きくカットしておきます。
いやもうともかく大きい。

マッシュルームも大ぶりです(写真下)

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準備段階ですでに期待がふくらみます。
ジューという音と香りを届けられないのが残念です。


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参加者は食べるのが好きな人ばかり。
皆さん熱心にノートをとって、食い入るように
みつめています。

ジャン・ポールさんは惜しげもなくいろいろなこつを
教えてくれました。

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  (写真上は実習風景)


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オ−ブンから出し、ふたを取ったところ。
このあと野菜はこします。レストランでは牛肉だけを
提供しますが、家庭では野菜も食べてもいいですとのこと。




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付け合わせのドーフィノワと呼ばれるポテトとチーズのグラタン。
オーヴンから出た途端に歓声があがりますした。

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一人分のボリュームもたっぷり。

この後、ジャンポールさんと助手を務めてくださったゆみこ
夫人と一緒に試食しました。
ワインを持参してこられたかたもいました。

一緒に作って一緒日に食べると、知らない人とも
すぐに親しくなれるのが不思議です。



お味の感想: 素材を最大限に生かし、旨みを逃さないように
注意しながら、きちんと時間をかけて作った料理です。
それはおいしかったです。

味がほどよくしみこんだお肉はやわらかくて、口の中で
旨みがふわっと広がるような感じでした。ソースも煮詰まり
過ぎず、丁度良いのがジャンポールの特徴です。


今日もまた5時間があっという間に経ちました。

何人もの方から「楽しかった」と言っていただき
あとのコーヒーが一層おいしく感じられた日でした。


ありがとうございました。

2011年2月18日
posted by yoko at 10:56|

2011年01月27日

ワインの休日

ワイン好きの友人たちと、某ホテルで催された食事とワインの
会に行ってきました。

・鱈のブイヤベース仕立て、パイ包み焼き、
・牛肉のポワレ、グランメール風、
・チーズ
というメニューに、約70種類のワインを試飲することが
できるという大変ご機嫌な食事会で、ワインというのは
『人と一緒に、何種類かを比較しながら飲むべし』という
大原則をきっちりとクリアしてきました。

あまり楽しすぎて今日は細かいことは何にも覚えて
いませんが、鱈のパイ包み焼きにはシャルドネが、
それもボリューム感のあるしっかりとしたシャルドネが
良く合い、牛肉のポワレのやや甘みのあるドゥミグラス風の
ソースには、ボルドー、サンテミリオン系のワインと、
スペインのトーレス・グランス・ムラージェス(1998)が
よく合いました。普段濃いワインンはあまり飲みませんが、
食事に合わせると、全く趣きが異なります。
食事の質もよく、みんな大満足でした。

タラのパイ包み焼き(キノコ風)
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牛肉のポワレ
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(2011年1月27日)
posted by yoko at 05:56|

2011年01月20日

シャールの料理

ツアー・デスクという旅行会社で、オーダーメイドの
フランス旅行を担当しておられるHさんに案内され、
友人たちと「シャールの料理」というプチ・レストランに
行ってきました。

この店は、フランス南西部の小都市カオール近郊で、
(食べ物のおいしい地方です)ペンションを営んでいる
フランス人シャルルさんと奥さんの菅子さんが冬場だけ
日本で開いているレストランです。まさしく隠れ家的な
プチ・レストランで、場所は千里。隠れ家が好きな友人は
大喜びでした。

郷土料理をという私たちの要望に応えて、当日のメニューは
ガーリックとトマト風味のスープ、続いてポークのパテの
サラダ、メインは4時間煮込んだとろけるような仔羊にポテトの
グラタン添え。どれも素材を吟味し、心をこめて作って
くださった手料理で、味もボリュームも愛情たっぷり!

用意されていたワインのひとつはシャトー・ピヌレのカオール
(Cahors du Château Pineraie)。何と、わたくしは
2009年にこの作り手の生産者セミナーに出席していたので、
このワインとはいわば旧知の仲。よく熟した黒い果実のような
豊かな芳香、しっかりとした骨格、豊饒でまろやかなこの
ワインは、とろけるような仔羊の煮込みにはぴったりでした。

この料理、シャルルさんご夫妻のあたたかい歓迎を
受けながら、ケルシー地方(Quercy)のさわやかな緑の
中か、降るような星の下でいただくと、さらに感動が
深まることでしょう。
昔フランスで学生だった頃おとずれたカオールの町が
懐かしく思い出された一時でした。


南西フランスにあるペンション ”Mas de la Feuille"
HOUSE[.jpg















上の写真はマス・ドゥ・ラ・フォイユです。
千里の《シャールの料理》は3月末まで開いており、
連絡先は080−5357−3688です。   
写真下は当日のメインのしっかりと煮込んだ仔羊です。                                        

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 (2011年1月20日)  

                                                                             
posted by yoko at 21:34|

2010年12月24日

メキシコ料理も無形文化遺産に!

2010年12月16付けのブログで、フランスの食文化が
ユネスコの無形文化遺産に登録されたことを取り上げ
ました。その時余談としてメキシコ料理のことに触れ、
『メキシコ料理も世界無形文化遺産に登録されて
いるという反論があったが、それについては調べようも
ない』と書きました。その後気になって少し調べてみると、
メキシコの食文化も今年フランスと同時に無形文化遺産に
登録されていることがわかりました。(冷や汗...)
両国にとって確かに初めてのことではあったけれど、
単独ではなかったわけです。
認識を新たにしました。
(2010年12月23日)
posted by yoko at 08:19|

2010年12月22日

新酒便り

大変遅くなりましたが、2010年の新酒についてひとこと。
毎年11月には、ある所でボージョレ・ヌーボーを中心に、
いろいろな新酒を試飲することを習慣としています。
数年前からはオーストリアのホイリゲ(白)を、そして
昨年からは、最近めざましい進歩を遂げている日本の
ワインも加えています。

評価の安定しているボージョレ・ヌーボーは別として、
今年試飲した中で参加者の人気が高かったのは
次の2種類です。
・ツァーヘル ホイリゲ、ゲミスターサッツ
  (Zahel “Heuriger 2010”
  Grinzing Nussberg Gemischter Satz) 、
・日本の新酒ますかっとべりーA  
  (山梨県甲州勝沼ダイヤモンド酒造)

コメントを試みてみます。
ツァーヘルのホイリゲは、一つの畑で数種類の品種
(リースリング・グリューナーフェリトリナー他)を栽培し、
それを同時収穫しています。そのような混醸ワインを
ゲミシュターサッツとよんでいるそうです。
とがっていないきれいな酸味、あふれるミネラル感、
すっきりとしていながら、深みのあるある味わい、
素晴らしい逸品です。

もうひとつのワイン、日本のマスカットベリーAは、
新鮮ないちごのような香り、口に含むとグミのような
かすかな苦みが心地よく、まろやかで、ういういしさが
感じられるワインです。飲むと、おいしい新酒を
いただいているという幸せ感で一杯になりました。                                                

  (2010年12月22日)  

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左:ホイリゲ  右:マスカットベリーA
posted by yoko at 10:12|

2010年12月16日

フランス食文化、無形文化遺産に

2010年12月12日付けの“デクヴェルト食事会後記”の欄で
ちらっと触れましたが、今年の11月にフランスの食事文化が
ユネスコの人類の無形文化遺産として登録されました。
フランス人の友人たちも、食べることが大好きなわたくしも
喜んでいます。ル・フィガロ紙に掲載された関連記事を、
ご紹介します。

Le ≪ repas gastronomique des Français ≫, avec ses
rituels et sa présentation ; a été inscrit au patrimoine
immatériel de l’humanité : C’est une première.

≪ Le repas fait partie profondément de l’identité
des Français≫,  explique Jean-Robert Pitte,
Président de Mission française du  patrimoine
et des cultures alimentaires, qui portait ce dossier
depuis trois ans. ≪ Ça existe dans bien d’autres
pays.  Mais nous avons une certaine forme de
gastronomie, avec ce mariage mets et vins, cette
succession de plats, cette façon de mettre la table,
d’en parler, qui sont  spécifiquement  français.
 (Extrait de l’article paru sur Le Figaro du 16-11-2010)


(訳) フランスの食文化が、そのしきたりや盛り付けを含めて、
人類の無形文化遺産として登録された。
初めての快挙である。
3年前からこれに携わってきたフランス文化遺産・
食文化協会会長のJ.R.ピット氏は次のように語っている。
『フランスの食事はフランス人のアイデンティティと深く
結びついています。食事文化は他の諸国でも存在する
でしょう。しかしフランスにはフランス独特の食事様式が
あります。たとえば料理とワインのマリアージ、
何皿もの料理が 続けて出される点、テーブル・
セッティングの仕方、それらを話題にすること等です。』
 (2010年11月16日付けル・フィガロ紙より抜粋)

確かにフランス料理の醍醐味は、味を楽しみ、食事の
過程を楽しみ、会話を楽しみ、余韻を楽しむことに
あると思います。もちろん味は大切ですが、味の追求
だけではや々片手落ちです。オードブルからメイン
料理、そしてデザートに至る過程で、会食者とお喋り
しながらあれやこれやと料理の組み合わせを考えたり、
ワインとの組み合わせを考えるのは至福のひと時
ですし、遊び心がそそられる瞬間でもあります。
おいしいものを「楽しく食べる」ということは、成熟した
文化の現れなのかもしれません。 


余談ながら、この記事に対して、『実は無形文化遺産に
指定されたのはフランスが初めてではなく、メキシコの
食事文化も登録されている。しかしフランスのメディアは
それに見向きもしなかった。』 という読者からの反論記事も
みつかりました。メキシコのことは調べようもありませんが、
このような反論記事を削除しないフランスが(尖閣諸島
事件の直後であっただけに)筆者には面白く思えました。                                         

 (2010/12/16 記)
posted by yoko at 02:28|

2010年12月13日

食事会後記

A la maison jean-paul(アラメゾン ジャン・ポール)
での食事会は好評のうちに終わりました。

この日の模様を受講生のY.N.さんが次のように表現して
います。

『まず、お店の外装の可愛いのに感動!』 

IMG_0207ーBLOG.jpg













 『入ったらシェフの暖かな笑顔に感動!』 

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『ゆうまでもなく食事もおいしくて感動!』 
(写真はEncadrement 提供、ちょっととぶれてます、とのこと)

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このレストランのことはすでに11月18日付のブログで
ご紹介しています。また当日の模様や料理の詳細に
ついては、ご参加下さったご近所のフランス・アンティク
雑貨「アンサンブル」のKさんと、フランス額装のMさんが、
臨場感あふれるブログを書いてくださっているので、
ご覧ください (リンクからアクセスお願いします)


食後のチーズは、カマンベール、ブリ、グリュイエール
など、日本人の好みに合うものが供出されました。
グルイエールに、入荷したばかりのブルゴーニュ、
Cote de Nuits の2001年物のワインがとても
よく合いました。


デザートには、あつあつのタルト・タタン、クレーム・ブリュレ、
ムース・オー・ショコラ、アイスクリーム の中から
好きなものが選べました。(写真左端がタルト・タタン)

デザートブログ用.jpg


タルト・タタンは、リンゴをバターとお砂糖でことことと煮て、
パート・ブリゼをかぶせて焼いたあたたかいデザートです
(食べる前にひっくり返すそうです)。
日本でもきっと人気が出ると思いますが、手間がかかるので、
なかなか作ってくれるレストランがありません。
この日のジャン・ポール・シェフのお心づくしの
タルト・タタンは最高においしかったです。

3時間があっという間に経ちました。
楽しいテーブルと、楽しい時間を人と共有することは、
どんなにか心を豊かにしてくれることでしょう!
食事のだいごみはその辺りにあるように思います。
フランスの食事文化が、ユネスコの無形文化遺産
に登録されたのもうなづけるような気がします。

ジャン・ポールさんと奥様には、この素晴らしい
夕べを作っていただいたことに心から感謝します。
Jean-Paul et Yumiko san,
Ecole Découverte vous remercie infiniment
de lui avoir préparé cette excellente soirée.

            
    (2010/12/11 記)
posted by yoko at 04:02|