2013年11月18日

ニコラからの便り/Lettre de Nicolas(2)

Le Limousin(suite) / リムーザン地方(続き)


(2013年11月12日の後編)


Pleines de merveilles la nature de Limousin
est également réputé pour sa rudesse. La
rigueur du climat et la dureté de la terre 
ont façonné le cœur des hommes. Sensibles 
mais travailleurs, ils ont contribué au déve-
loppement et aurayonnement de la France.

Le savoir des maçon de la creuse a été
employé dans la construction du Paris hauss
mannien tandis que les tapisseries des
manufactures d’Aubusson et de Felletin ont
décoré les plus belles demeures de l’Europe.
Ce savoir faire a été reconnu patrimoine de
l’humanité par l’UNESCO. 


素晴らしいものに恵まれてはいるけれど、リムーザンの
自然は荒々しいことでもまた有名である。(このような)
厳しい気候や固い地面によって、人々の心が形成
された。感じやすく勤勉なリムーザンの人々は、フラ
ンスの発展と名声に貢献した。

クルーズ県の石工の技(わざ)は、パリのオースマン
様式の建築に使われており、オービュソンやフェルタン
で製造されたタピスリーは、ヨーロッパの最も美しい
邸宅を飾った。後者のノウハウはユネスコの人類の
文化遺産に認定された。  
           ― Fin ―
             

訳注1:
Paris haussemannien (オスマン様式のパリ) 
19世紀後半のパリの大改築計画で、当時のセーヌ
県の知事ジョルジュ・オースマンの名前をとり、こう
呼ばれる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%
E3%83%AA%E6%94%B9%E9%80%A0


訳注2:
フェルタン、オービュソン(Felletin, Aubusson)
共にクルーズ県に在る有名なタピスリーの産地。
フェルタンはタピスリの故郷と呼ばれている。

下はオービュッソンのタピスリー博物館のサイト
http://www.cite-tapisserie.fr/



最近日本で初公開されたタピスリ『貴婦人と一角』も、
今でこそパリのクルーニ美術館の所蔵ですが、その
前はここクルーズ県に所在するブサック城(Château
de Boussac)の壁を飾っていました。
『一角獣』シリーズとこの地方のつながりの深さに
ついては、日本人作家・原田マハさんのブサック城
訪問や、その著書「ユニコーン」でも語られています。

   boussac.jpg
      (写真はブサック城 ー 同城のサイトより引用 )

 フランス語テキスト: Nicolas Chauvat
 日本語翻訳: 松原容子
  

 
 
                  (2013年11月18日YM記)



         

posted by yoko at 15:14| デクヴェルト広場