次回第5回シャンソン講座(正式名は発音で学ぶシャンソン講座)は、10月30日(火) 14時45分から行います。
取り上げるのは『トム・ピリビ(Tom Pillibi』とニュージーランド出身のシンガーソング・ライター、グラエム・オールライトの『そんなの見たことない(Ça je ne l'ai jamais vu)』です。
(ひとこと解説)
トム・ピリビは皆様きっとどこかで耳にされていると思います。何かとても懐かしい感じのするわらべ歌です。
一方グラエム・オーライトは日本ではあまり知られていない実力派のシンガーソング・ライターです。『そんなの見たことない』は奥さんに浮気をされている男の話ですが、最高にコミカルなタッチで描かれているので、ちょっとした遊び心で取り上げてみました。そっ〜と一番だけご紹介します。
Ça je ne l’ai jamais vu (1er couplet)
J'entre à la maison, l'autre nuit, j'avais bu un peu de vin
J'ai vu un ch'val dans l'écurie où je mettais le mien
Alors j'ai dit à ma p'tite femme: " Veux-tu bien m'expliquer
Y a un cheval dans l'écurie à la place de mon bidet ? "
" Mon pauvre ami, tu n'vois pas clair, le vin t'a trop saoulé
Ce n'est rien qu'une vache à lait que ta mère m'a donnée "
Dans la vie, j'ai vu pas mal de choses bizarres et saugrenues,
Mais une selle sur une vache à lait, ça je n'ai jamais vu
Ce n'est rien qu'une vache à lait que ta mère m'a donnée "
Dans la vie, j'ai vu pas mal de choses bizarres et saugrenues,
Mais une selle sur une vache à lait, ça je n'ai jamais vu
(訳)
こないだの夜僕は少しばかりワインを飲んで家に帰った
馬小屋には僕の馬の場所に別の馬がいた
そこでかわいい妻に言った。「ねえ、説明してくれないか。
僕の馬の代わりに別の馬がいるんだけど。」
馬小屋には僕の馬の場所に別の馬がいた
そこでかわいい妻に言った。「ねえ、説明してくれないか。
僕の馬の代わりに別の馬がいるんだけど。」
「かわいそうに、あなた酔っぱらって目がよく見えないのね。
あれはあなたのお母さんがくれた乳牛じゃないの。」
僕はこれまで変なものや気味の悪いものはたくさん見てきた。
だけど鞍を乗せた乳牛なんて、そんなの一度も見たことない。
僕はこれまで変なものや気味の悪いものはたくさん見てきた。
だけど鞍を乗せた乳牛なんて、そんなの一度も見たことない。
(翻訳」松原容子)
このシャンソンは5番まであります。あとは当日のお楽しみにしばしお待ちください!
このシャンソンは5番まであります。あとは当日のお楽しみにしばしお待ちください!
この会はどなたでもご参加いただけます。興味ある方、お気軽においでください。ただ資料準備のため事前にお申込みいただけるとありがたいです。Tel : 0798-38-5700 またはE-mail : info@decouverte.jp
(Ecole de français Découverte - le 17 octobre 2018)