2017年06月22日

ジャック・プレヴェール/Jacques Prévert


Quellque Connerie la Guerre...

軍港の街ブレストで詩人がすれ違った一人の女性、その恋人が呼んでいたのはバルバラという名だった。
鉄と炎と鋼鉄の雨の下で彼らはどうなっただろう・・・
消えてしまったか、まだ生きているのか・・・
戦争とは何と愚かしいものだ。

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『Paroles (パロール)』 で有名なジャック・プレヴェール(1900~1977)のこの詩は、1940年6月19日から1944年9月18日までに行われた165 回の爆撃と、完全に破壊された街の姿を暗示するものです。折しも今年(2017年)は、プレヴェールの没後40周年にあたる年, 6月24日の「音楽の祭日」では、詩人へのオマージとしてこの詩の朗読をみんなで聞きたいと思います。

posted by yoko at 05:01| デクヴェルト広場