2014年09月01日

Vieux Rennes (レンヌ市の旧市街地)

美しい中世の街並み

レンヌを足場にして、サンマロやモン・サンミシェルに行く人も多いけれど、今回は中世の祭典に行く足探しでエネルギーを消耗していたので、レンヌで一日ゆっくりとすることにしました。
既に何か所かは前回のブログで報告をしていますが、この日は観光局推薦のガイドさんに付き添われて、旧市街地の散策です。

 
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旧市街地のあちこちに残る木の骨組み・コロンバージュの建物。同じ通りにあるSaint-Anne広場に朝市が立つ。

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Coque de bateau (ひっくり返した船をを思わせる建物)

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何気ない通りに往時の面影が偲ばれる

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1720年, レンヌに大火事が起こりました。木の骨組の家が多いせいか、火の回りが早かったようです。あっという間に家から家へと火が燃え移り、町は全壊は免れたものの、40%は壊滅しました。この大火事の原因は、酔っぱらった指物師の火の不始末というから、実にお粗末な話です。

その後防火対策として、家が密集している所には空地を設け、延焼を妨げたそうです。これは江戸の火除地(ひよけち)と全く同じ概念で作られています。 あ、日本と同じだ!とちょっと嬉しくなりました。

偶然にも日本でも同じ1720年(享保5年、八代将軍吉宗の時代)に江戸に大火事が起こっています。余談ながら、この時大岡越前の守によって江戸町火消いろは四十八組が作られています。

Transat en ville
市役所広場においてあるデッキチェア。コンサートや催しに使われるそうです。
Transatは大西洋定期船の意味とデッキチェアの意味がありますが、レンヌの市役所には遊び心のある人がいるのでしょうか、掛け言葉を楽しんでいるようです。≪トランザットで、市をトランザット≫ う〜ん、訳すの、難しい。

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椅子の背にTransat en ville と書いてあります。
この日はコンサートはなかったけれど、ピクニックをしている家族連れがいました。市役所広場でお弁当なんて、何だかこの町の余裕のようなものが感じられました。

 
旧議会
現在はブルターニュの高等法院として使われている建物。屋根の左上に人物が2体、右上に2体乗っていて、それぞれ寓意があります。左から剣は法、槍は力、 トランペットは雄弁、稲妻は正義を表しています。 雄弁がはいっているというのは、やはりフランスらしいと思わされます。フランス語を入れておきます Glaive : loi, lance : force, trompette : éloquence, éclair : justice
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(写真はトランペットと稲妻)

まだまだ書き残していることはありますが、今回はこれでレンヌを離れます。とても居心地のいい街だったので、また必ず戻ってきます。さようなら、レンヌ 
           (2014-09-01YM)

 
posted by yoko at 12:50| デクヴェルト広場